心配事は毎日つきまとうもので、辛いですね。
心配すればするほど気になってしまいます。
心配事は誰にでもありますが、人それぞれ度合は違います。
心配事は最悪な事態を自分自身が想像で作り出したものです。ですから実際にはまだ最悪な事態にはなっていません。
心配を減らす方法が2つあります。
1つは心配の原因になっている事を詳しく調べてみる。
もう1つは、他の選択を考える事です。
わかりやすく例をあげてみましょう。
目の前に橋が架かっています。
橋を渡っている途中に橋が壊れて川に落ちてしまうのではないかと心配になり、橋を渡れません。
橋が壊れてしまう事が心配のなってしまう人は、過去に橋が壊れる場面を見たとか、誰かからそういう話を聞いたとか、何かしらネガティブなイメージを持ってしまったのだと思います。
この心配事をなくすには、橋は丈夫にできている事を知るために、実際に橋を作っている現場に行って、橋の中に入っている鉄筋を金槌で思い切り叩いてみるとか、橋の外側のコンクリートに体当たりしてみるとか、強度の実験を見学するとか、詳しく調べてみる事です。年間でどれくらいの数の橋が壊れているでしょうか。何人の人が川に転落しているでしょうか。
詳しく調べてみると、よっぽど自らの意志で飛び降りようとしない限り川に落ちる心配はない事がわかるでしょう。
それでもどうしても橋を渡るのが心配であれば、他の選択を考える事です。
かなり遠回りにはなってしまいますが、橋を渡らずに歩いていけるかもしれません。
このようにして、心配事の原因を詳しく調べてみるか、他の選択を考えてみましょう。