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運命があるかどうかは、人それぞれ考え方が違います。
もし運命があったとしても、生きている間に証明することができません。
日常の出来事に対して、運がいいとか運が悪いと言ってしまいがちですが、実際にそれを証明できません。
ある障害者の方が、自分は幸せな人生を送っていると言っていました。
その方は、生まれつき目が見えないのです。
目が見える人からすると、視力を失うことは恐怖です。
目が見えないと聞くと、なんて悲しい人生なんだろうと思いがちですけど、目が見えない人生で本当によかったと思っている人が実際にいるのです。
どんなに最悪だと思うことでも、本人が幸せだと思えば幸せです。
逆に、どんなにたくさんのお金があっても幸せを感じられない人もたくさんいます。
お金や物に執着してしまうと、失うことが怖くなってしまいます。
何かを失ったり、嫌な出来事が起こると運が悪いと言ってしまいがちですけれど、運を証明することはできません。
運がいいとか運が悪いとか、そういうことにとらわれてしまうと、物事の結果が歪んできます。
うまくいくことも、運が悪いと思い込めば、悪い結果になってしまうこともあります。
逆に、運がいいと思い込めば良い結果になることもありますけれど、人間は、都合よく思い込むということがなかなかできません。
では、どうしたら運に振り回されず生きられるのかというと、自分の中の不安を取り除くことです。
心の中に不安があると、運の良し悪しに左右されてしまいます。
心の不安を取り除くには、自信をつけることです。
運を信じるのではなくて、信じられる自分になることが大切です。
信じられる自分とは、もう1人の自分に嘘をつかない自分です。
嘘をつく人のことを人は信用しません。
これは自分自身に対しても同じことが言えます。
嘘をつく自分のことを、もう1人の自分は信用しません。
人の顔色を伺ったり、なんとなく流される生き方は本来の自分ではありません。
しっかりと自分の考えを持ち、そして行動することです。
小さなことでもその繰り返しで、「できた」という実績が増えていきます。
小さな実績の積み重ねが、運にとらわれない自分を作り出します。