女性は好きになったら、理由など考えずに好きだから好きとのめり込める人が多いですが、男性は付き合ってからも相手の過去を気にする傾向があります。
・過去に何人の男性と付き合ってきたのか
・過去にどういう男性とどういう付き合いをしてきたのか
色々と知りたがります。
何度も聞かれて、仕方なく過去の経験人数や嫌な思い出まで素直に話す女性もいます。
でも、これが不幸のはじまりです。
経験人数が多かったり、不倫していたことがあるとか、聞かれたから正直に話しただけなのに、そこから関係がギクシャクしたり、ひどいことを言われたり、暴力を振るわれる女性までいます。
一見矛盾しているようですが、聞かれたから素直に答えるというのは必ずしもいいこととは言えません。
これは僕の見解になりますが、男性の8割くらいは付き合う相手の男性経験を気にしていると思います。
なぜ気にするかというと、過去に変なことがないか確認したい、汚れた女性でないと信じたい、という気持ちの表れです。
しつこく過去の男性経験を聞いてくる男性は、それだけ不安も大きいということです。
もし正直に全てを打ち明けたいと思うなら、関係がギクシャクすることや、別れにつながるかもしれないことを覚悟した上で話した方がよいでしょう。
男性から聞いてこなくても、女性自身が全てを彼にわかってもらいたいからということで、過去の全てを話す人もいるでしょう。
全てを話した後に、男性側がその場では理解を示した感じでも、時が経ってから喧嘩の元になることもあります。
お互いにしっかりと信頼関係ができた上で、お互いが望むのであれば過去の最悪な出来事をカミングアウトしてもいいと思います。
でも、中途半端な状態で、中途半端な気落ちで話すのはとても危険です。
人間何年も生きていれば、嫌なことや人に言いたくない失敗もあるでしょう。
お互いの過去を見て責め合っても何一ついいことはありません。
過去にとらわれるのではなく、これから先お互いにいい思い出をたくさん作ることだけに時間を使えばよいのです。
相手のことを好きになったということは、その相手に何か魅力を感じたからです。
その相手の魅力を作ったのは、良い過去ばかりとは限りません。
もしかしたら人に知られたくないような失敗をして後悔をしているかもしれません、でもそれが現在のその人の魅力を作り上げているのですから、過去を否定する必要はないのです。
逆にいうと、過去の経験がなければ、魅力を感じることもなく、付き合ったり結婚することもないかもしれません。
今その人に魅力があるのであれば、過去がどうであろうと関係ありません。
わざわざ根掘り葉掘り聞きだしたところで、マイナスな感情が芽生えるだけで何も得るものはないでしょう。
人生は一度きりです。時間には限りがあります。
笑って過ごしても一日、相手を疑って嫌な気持ちで過ごしても同じ一日です。
どうせ同じ時間なら楽しいほうがいいですね。