昔は、結婚相手を自由に選べなかったので、相手に対して不満があっても耐えるのが当たり前でした。
今は自分の意思で自由に相手を決められるのに、それでもまだ、恋愛や結婚は忍耐だと思っている人も多いです。
恋愛や結婚は忍耐だと思うと憂鬱で、恋愛や結婚を諦めている人もいます。
うまくいっているカップルとそうでないカップルは、辛いことの感じ方に違いがあります。
うまくいっているカップルは、いつでも楽しそうです。お金や、地位や名誉など関係なく、たとえ貧しくても、その中でも笑って暮らせます。
うまくいっていないカップルは、どんなにお金があっても、辛さや悲しさが見えて、それに耐えなければ付き合っていけなくなります。
どうして辛さの感じ方に違いが生じるかというと、相手をモノとして見てしまっているからです。
相手を好きなのではなく、条件で選んだからです。
地位や名誉、持っているモノ、その人と付き合ったり結婚することで、どれだけ得をするか。もちろん条件もゼロにすることはできませんが、比率の問題です。
条件の割合が大きくなってしまうと、一緒にいても楽しくなくなります。付き合い始めの頃はワクワクしたりドキドキ感があっていいですが、時間が経つにつれて苦痛になってくるものです。
自分が好きになる相手は、必ずしもベストとは言えません。
自分が理想の相手と思い込んでいるだけで、実際に付き合ったり結婚してみたら幸せになれないかもしれません。
自分が好きになる相手 = 最高のパートナー
これを当てられるようになったら幸せをつかんだようなものです。
この的中率は、それまでの恋愛経験からの学びに比例します。
たくさんの恋愛経験があっても、何も学んでいなければ同じ失敗を繰り返します。
失敗したら自分に何か原因がなかったのか反省し、それを学びに変えていけば、同じ失敗をしません。相手の気持ちも理解できるようになります。自分にはどういう相手がベストなのかも徐々にわかってきます。
つまり表面的ではなく、本当に好きという意味が理解できるようになります。
以上のことを元に考えると、どういう出会いがいいのか見えてきますね。
条件が先ではなく、その人といて楽しいかどうかが重要です。
楽しく、安心できる関係であれば、辛いこともかき消され忍耐ではなくなります。