↓この記事を動画で再生する↓
人は無意識に他人と比較してしまうものです。
群れの中で生きているので、群れから離れるのが怖くなってしまいます。
だから自分も常に周りと同じでないと仲間外れにされるのではないかと気になってしまいます。
嫌われたくないと思ってしまいます。
人間が他人を意識するのは、それは見た目がお互い人間の姿だからです。
犬や猫の目は気にしないですよね。
ペット好きの人は気にするかもしれないですけど、多くの人は動物の目より、人間の目を気にすると思います。
同じ種類だと思い込んでいるから、遅れを取りたくないと思ってしまいます。
自分よりも幸せな人を見たら羨ましく思い、時には恨んだり、嫉妬したりもします。
それは同じ人間だと思い込んでいるからです。
他人の目を気にする人が苦しむ原因は、他人のことを同じ人間だと思ってしまうからなんです。
何十億もの人間がいても、あなたと同じ人間はどこにもいないんです。
あなたはあなたにしかできないことがあるんです。
そのことに本当に気づければ、苦しみから解放されます。
例えば、家に例えると、屋根もあって、床もあって、ドアもあって、壁もあって、もっと細かくするとたくさんの材料でできています。
他人の目が気になる人は、人間は全員屋根だと思っているのと同じです。
本当はあなたはドアの性質を持っているのに、屋根を見て必至で屋根になろうとしているんです。
ドアが屋根になれるわけがないですよ。
なれるわけがないのになろうとする矛盾が苦しみを生み出してしまうんです。
見た目は人間でも、性質は全く違うんです。あなたはあなたにしかできないことがあります。
そのあなただけの良さをどんどん伸ばしていけばいいんです。
ドアはドアとしての役割があります。
決して屋根になろうなんて思わないことです。そんなことを考えるのは人生の無駄でしかありません。
人間は目に見えるものに捉われてしまいがちです。
大切なのは目に見えないことにフォーカスするということです。
あなたは人間ですけど、あなたの中にある目に見えない存在は、何十億通りのどれにも該当しないたった1つの存在であるということ。
もう他人の目を気にしている暇はありません。
あなたが人間でいられる時間には限りがあります。
あなたが人間でいる時にやることは、あなたの中にある見えない部分にフォーカスして、あなたでしかできないことを最大限に引き伸ばしていくことです。
それができればあなた自身も最高の幸せを手にし、そして周りの人達も幸せになります。
それが生きるということ。
つまり、流れに沿うということです。
僕はこのことを、これからもたくさんの人に伝えていきたいと思います。