失恋の辛さから立ち直る方法

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失恋は辛いものです。
失恋があまりにも辛くて、もう2度と恋愛なんてしたくないと思う人もいます。
食欲もなくなり、楽しいことが何もなくなってしまう感覚、これは本当に辛いですね。

失恋の問題は、時間が解決してくれる、と言う人もいます。
確かにそれが当てはまる場合もあります。
でも、どんなに時間が経ったとしても、ずっと苦しんでいる人もいます。

失恋が辛いのはなぜか?

このことに気づければ、失恋の辛さから立ち直るまでの時間が短くなります。

失恋が辛いのはなぜか?

皆さんもぜひ考えてみてください。

失恋がどうして辛いのか考えてみてください、と言うと、自分の過去の失恋の記憶が自動的によみがえってくるという人も多いと思います。

失恋が辛いのは、ここに原因があります。
「誰が失恋をしたのか」ということです。
友達の太郎君でも花子さんでもない、テレビの中の芸能人でもないし、街ですれ違った知らない人でもない。

失恋が辛いのは、失恋したのが自分だからです。
そんなこと当たり前じゃないか、と思う人も多いと思います。
でも、失恋を辛くしているのはここに原因があります。
どうか想像してみていただきたいのですが、あなたの友達が失恋した場合、あなたはその友達以上に苦しむかどうかということです。

友達との関係が深ければ深いほど、その失恋の悲しみをわかってあげられると思いますけれど、本人以上に苦しむということはほとんどありません。

冷たい言い方ですけれど、友達といっても他人の事だからです。
他人の失恋よりも、自分の失恋の方が悲しい、そう思う人がほとんどです。

失恋の辛さから立ち直る方法は、自分の失恋を客観的に見ることです。
他人の失恋の話を聞いてもそれほど辛くないのは、他人の失恋を客観的に見ているからです。

それと同じことを自分の失恋に当てはめればいいのです。
失恋をした自分にあなた自身がアドバイスをするとしたら、あなたはもう1人の自分にどんな言葉をかけるでしょうか。

失恋をした自分自身にどんな慰めの言葉をかけるのか、よくよく考えてみてください。
真剣に考えてみてください。

失恋をした自分自身を慰めるために、慰めの言葉を思い浮かべて、言葉にしてみてください。
とてもシンプルな方法ですけれども、もう1人の自分が納得するまで、ずっと慰めの言葉をかけ続けてあげてください。

途中でやめたらダメです。
もう大丈夫と思えるまで、もう1人の自分にずっと慰めの言葉をかけてあげてください。
ずっとずっと繰り返していると、そのうちあなたはうんざりしてくるはずです。
慰めの言葉を考えるのが面倒くさくなってきます。
それでも何度でも自分自身に慰めの言葉をかけてあげてください。
それを義務だと思ってください。

自分の失恋を客観的に見るということはそういうことです。
くだらないと思うかもしれませんが、客観的に見ることはとても大切なことです。
これができれば失恋の苦しみから抜け出すことができます。

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上田基プロフィール

上田基(うえだ・もとい) 1976年生まれ北海道出身。元・時給850円のフリーター。現・株式会社トップエンドレス代表取締役。家出・家族崩壊・両親自殺・詐欺に騙されるなど波乱万丈の人生を送る。30歳で起業、上場企業をはじめ講演会・個人向けのコーチング・カウンセリングなども行っている。著書は『心が強くない人が仕事で苦しまないストレスフリー思考』<経済界>など4冊出版。恋愛経験も豊富で電話相談では主に恋愛の相談が寄せられている。人気カウンセラーランキングベスト5入り多数。
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