人から高い評価をもらって、嫌だという人はあまりいませんね。
でも、逆に低く評価されたらどうでしょうか?
落ち込みますよね。場合によっては食欲をなくしたり、考え込んで寝不足になってしまうかもしれません。
もしもあなたのお友達が、誰かに低く評価されたことで悩んでいるとしたら、どんな言葉をかけますか。
「他人のいうことなんて気にする必要はないよ」。
おそらくこんな感じではないでしょうか。
でも、本人だってそれくらいのことはわかっているはずです。
10人いれば10通りの考え方があって、悪い評価をくだす人もいれば、認めてくれる人もいるのです。
わかっているのに、気にしてしまうものです。
これは本人に問題があるのではなく、環境が影響しているのだと思います。
人は、小さいころから何度も人に評価されながら育ってきています。
それは周りの基準に対して、「できている」か「できていないか」で評価されるものです。
家でも、学校でも、会社でも同じです。
社会で生きるということは、周りと合わせなければいけないことはたくさんありますし、それはもちろん大切なことです。
でも問題なのは、他人の評価を意識しすぎてしまうことです。
他人からの評価次第で自分は駄目な人間だと思い込んでしまうことがとてももったいないのです。
みなさんも一度はそのような経験があるのではないでしょうか。
小さい頃から良いことも悪いことも人から評価されて生きてきているのでそれが当たり前に思ってしまいます。
逆に評価をされないと、良いのか悪いのかもわからなくなってしまいます。
こういう状態が習慣になってしまうと、物事を自分で決めることが出来なくなってしまいます。
人からの評価で勇気づけられることもありますが、それは一時的なものに過ぎません。
自分が望んでいるときに評価をもらえるとは限らないですし、自分が望む評価をもらえないことも数多くあります。
これを改善するために効果的なことは、「実績を作る」ことです。
実績というと、凄い成果ばかりを想像しがちですが、小さなものでいいのです。
小さな実績もたくさん集まれば、自分自身を信じられるようになります。
自分を信じること、それが自信です。
自信を持てるようになれば、人から評価されなくても不安になることもなくなります。