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すぐに行動ができない人は、何で自分はすぐに行動できないのか、その本当の理由がわかっていません。
よく言われるのが、逃げているだけ、という言葉です。
でも、逃げているだけだから、逃げるなと言ってもなかなかできることではありません。
何故なら、すぐに行動できない人は暗示にかかっているからです。
自分に催眠術をかけているのと同じです。
気づきませんでしたよね?
気づかないから「暗示」です。
暗く示すと書きます。
自分に気づかれないように自分を誘導しています。
今日は、行動できない人がどのように暗示にかかっているかとその解決方法をお伝えします。
催眠状態は、暗示がかかりやすい状態です。
テレビでも見たことがあると思いますけれど、催眠術をかける時に相手を油断させます。
油断させるために、リラックスした状態にします。
リラックスさせる方法は一定のリズムで音をきかせる方法があります。
みなさんも経験があると思いますけれど、電車に乗っている時に眠くなるのはガタンゴトンという一定のリズムがあるから自然とリラックスして眠ってしまいます。
お母さんがあかちゃんを眠らせる時にトントントンと一定のリズムであかちゃんの体をトントンします。すると赤ちゃんはリラックスして眠くなっていきます。
他にはわざと刺激を与えて驚かすという方法もあります。
驚いた後は、全身の力が抜けますよね?
例えば全身に30秒間思い切り力を入れて、一気に全身の力を抜くとすごくリラックスした状態になります。
どれが一番リラックスできるかは人によって違います。
自分が心地いいと思うことをやっている時にリラックスします。
例えば、美味しいものを食べている時もそうです。
今、いくつか例を出しましたけれど、こういう状態の時が催眠状態です。
つまり暗示にかかりやすいのです。
仕事で接待をするのも催眠状態にするためです。
美味しいものを食べるとリラックスするので、提案を受け入れやすくなります。
接待する人もされる人もこれが催眠状態に入れるための行動だと知っている人は少ないです。
なんとなく催眠と暗示についてわかっていただけたと思います。
では、本題に入ります。
行動できない人が自己暗示にかかるまでの流れは、まず何かやらなければいけないことが目の前にある時緊張状態になります。
体に力が入った状態です。
そして自分に暗示をかけるためにリラックスした状態を作ろうとします。
例えばテレビをみたり、漫画を読んでしまったり。
自分を催眠状態に誘導します。
これもみなさん経験あると思います。
宿題をやらないといけない時に急にテレビが見たくなったり、漫画を読みたくなったり、そういう経験があると思います。
仕事も同じですよね。
単に逃げるということではなくて、自己暗示をかけるためにリラックス状態に誘導しようとしているのです。
そしてリラックス状態に入った時に、自己暗示にかかります。
行動するとものすごいエネルギーを使うことになるという暗示をかけます。
すると行動する前と後ではエネルギーの量が違うと勘違いしてしまいます。
この暗示にかかると、エネルギーを使いたくないという思いが強くなっていきます。
行動できなくなるのは当然です。
では、実際はどうなのかというと、行動する前と後では、そんなにエネルギーに差はありません。
エネルギーを使うのは、何かをはじめた時、その瞬間だけ大きなエネルギーを使います。
自転車の例がわかりやすいと思います。
自転車にまたがって、ペダルをこぎはじめる時に少し強い力が必要です。
でも、少しペダルを回すとたいして力を入れなくても自転車はどんどん進んで行きます。
電化製品も同じですよね。
例えば、エアコンが一番電気を使う瞬間はスイッチを入れた時です。
最初に大きなエネルギーを使います。
でもその後は、それほど大きなエネルギーを必要としません。
仕事も家事も勉強も、やりはじめてみたら意外と楽だったということあると思います。
実際にやってみるとそんなにエネルギーを使わないからです。
すぐ行動ができない人が、今お伝えした暗示にかからなければ、すぐに行動できるようになります。
暗示にかからないための方法は、自分を催眠状態に入れないということです。
例えば、仕事をする前にちょっとテレビを見ようとか、ちょっと漫画を読もうとすることをやめるということです。
これをやめれば催眠状態に入りませんから、暗示にかかることもありません。
すぐに行動できない人は、何か行動する前に、今日お伝えしたことを思い出してください。
きっとあなたは行動できるようになると思います。