ガンが怖いのは、おそらく死んでしまうことが怖いのではないでしょうか。
死の恐怖は誰にでもあるものです。
死を必要以上に恐れてしまうのは、何か後悔していることがあるのではないでしょうか。もっとやりたいことがたくさんあるのではないでしょうか。
本当は、もっと一生懸命に取り組めばできていた事もあったのにと後悔している事はないでしょうか。
ある有名なお医者さんが言いました。
毎日、患者さんに余命宣告をするのは辛い。
「あなたの命はあと3ケ月です」。
それを聞いた患者さんは、顔を真っ青にして涙を流しながら、もっとあれをしていればよかった、これをしていればよかった。意地を張らずに大切な人に素直に接していればよかった。
色々な後悔を口にする。
でも今までに1人だけ、変な男がいた。
いつものように、「あなたの余命は……」と宣告すると、突然その男は笑い出した。
「先生、俺の人生は最高だったよ。これ以上の人生はありえない」そう言い切った。
彼は、誰よりも一生懸命頑張ったのだろう。
このお医者さんのいう通りです。
例えどんなに健康な人であっても、今もう既に死へのカウントダウンは始まっています。
それは誰にも止められません。
その事に気づいたら今から、何事にも精一杯取り組む事です。
これ以上やりようがないというくらい精一杯生きたならば、いつ死のうとも後悔はないと思えるようになります。
死の寸前に、自分の人生は最高だったと笑顔で言えるような人生にしませんか。