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真面目な人ほど、悩んで苦しむことが多いです。
これは考え方の癖です。
自分は立派な人間でいないといけない。
他人に親切でなければいけない。
誰とでも仲良くしなければいけない。
仕事のできる人間でなければならない。
素晴らしい人間でいなければいけないという考え方に縛られている時、自分を見失ってしまいがちです。
自分が何を感じているかということよりも、世の中の常識や周りの目によって自分が作られてしまっている状態です。
完璧を求めるので、常に気持ちが落ち着かない状態になってしまいます。
すばらしい人間にならないといけないということが自分の中で義務になってしまっているので、それができていない現状に対して、自分はなんてダメな人間なんだと決めつけてしまいます。
この問題を解決するには、自分が自分自身を尊重できるようになることです。
どんな状況であっても自分が自分のことを認めることです。
例えば会社の上司や同僚、あるいは家族や友達、周りの人たちからあなたはダメな人間だと言われても、それを鵜呑みにしないことです。
人間は誰が上で誰が下とか、上だから偉いとか、下だから偉くないということはありません。
例えば会社の上司が上だから偉いと思い込んでる人もいますけれど、それは会社という狭い狭い枠の中での話に過ぎません。
上司は神様ではありません。
あなたと同じ人間です。
人間は完璧ではありません。会社では厳しい上司の顔をしていても、家に帰ったらだらしがない部分もあったり、奥さんに叱られているかもしれません。
人間の言う事は100%正しいと断言はできません。
ですから上司からダメな人間だと言われたとしても、それを鵜呑みにする必要はないのです。
むしろそれは鵜呑みにしてはいけないのです。
他人の言う事の解釈は自分の受け止め方によっていくらでも変えられますが、自分が自分に言う事は最終的な決定になってしまいます。
自分が自分にダメな人間だと伝えてしまうとダメな人間ということが決定してしまいます。
他人からダメな人間だと言われても、自分はダメだ人間ではないと自分に伝えればいいのです。
周りの目を気にして怯える人生ではなくて、自分に素直になり自分を尊重することが大切です。