みなさんは、職場で孤独を感じたことはありますか?
自分だけ孤立しているのではないか、そう思えば思うほど辛くなって、中にはそれを苦に会社を辞めてしまう人もいます。
人間関係が得意な人には、想像もつかないかもしれませんが、これは相当辛いことです。
何を隠そう僕は元々人間関係が大の苦手でした。
人は、大きく4つのパターンにわけることができます。
1. 大人数で行動するのが好きな人
2. 1人で行動するのが好きな人
3. 本当は大人数の中に入っていきたいのだけれど、孤立してしまう人
4. 本当は1人で行動するのが好きなのだけれど、なかなか群れから抜け出せない人
僕は3と4が混ざった厄介なタイプで、大人数の中に入るのも嫌だし、かといって1人でいると孤独を感じる。自分で自分のことを面倒臭い奴だなと思っていました。
24歳の時に営業の仕事に就くまで、人間関係に相当苦しみました。
その後は、数えきれないほど多くの方々と接するようになり、次第に変わっていきました。
僕を苦しめていたのは、僕自身だということに気づいたのです。
人間関係に苦しんでいる人は、自転車の補助輪をいつまでも外せないのと同じ状態です。どうして補助輪を外せないのかというと、補助輪を外したら倒れてしまうと思い込んで、自分で勝手に恐怖を作り出してしまうのです。
日本人は97%の人が不安遺伝子を持っていると言われていますから、最も不安になりやすい人種です。にもかかわらず僕は、更に自分の思い込みで不安を増殖させていたのです。
こういった悪循環から抜け出すには、ズバリ思い切って補助輪を外してしまうことです。
つまり、自分から人に話しかけてみるとよいでしょう。その際に意識したほうがよいのは、世の中には色々な考え方の人がいるから、自分と意見が合わなかったり、食い違うことは当たり前なのだと。
自分と違う場所で生まれ、違うものを食べて育ったわけですから当然のことです。
苦手な相手ほど、避けないことです。これが練習です。
自分が避けると相手もあなたを避けようとします。逆にあなたが明るく優しく接すれば、相手も同じように明るく優しくあなたに接してくれるようになります。