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イライラして怒りたくなるのは誰にでもあることです。
人間は、イライラの感情を湧き上がらせないようにするということはできません。
誰にでもあることだからです。
イライラしてしまうのは仕方のないことなので、イライラの感情が沸き上がってきてもいいんだと認めることです。
肝心なのは、イライラした感情が沸き上がってきてからそれを手放すまでの時間を短くしていくことです。
人によって怒りが湧き上がってくる原因が違います。
まずは自分がどういう時にイライラするのか、そのパターンを見つけることです。
同じ出来事があっても、イライラの感情が湧き上がってくる人とそうでない人がいます。
怒りは、自分の悪い癖のようなものです
悪い癖は無意識のうちについやってしまうことです。
イライラも、無意識に湧き上がってくる感情です。
自分がどういう時にいらっとするのかを事前にわかっておけば、その瞬間になったときに気づきやすくなります。
そして、実際にイライラしたら、今自分がイライラしているということに気づくことです。
そして、イライラに気づいたら、このイライラした状態で立ち止まるのが自分を苦しめる悪い癖なんだとつぶやいてください。
声に出さなくても、心の中で言ってもいいです。
悪い癖はなおります。
例えば、姿勢の悪い人が、自分自身の姿勢が悪くなっている状態に気づければちょっと意識するだけで姿勢を直すことができます。
イライラを短く抑えるのもそれと同じ仕組みです。
大きく深呼吸をして、イライラの原因からできるだけ早く離れることです。
そして、今やる事にだけ目を向けてそれを行動に移していくのです。
イライラしたらそこから離れる、そして今やることに目を向けて行動に移す、その繰り返しです。
これを毎回繰り返していくと、いろいろな感情が湧きわかってから、イライラを手放すまでの時間がどんどん短くなってきます。
イライラしている時間が短くなれば、必要なことに最大限にエネルギーを注ぎ込めるのでいろいろなことで良い結果が出やすくなります。