苦痛を最小限に抑える方法 義務感からの解放

苦痛から解放されたいという欲求は誰もがもっているものなので、夢は実現したいけど、苦しみや痛みは味わいたくない、という人がいてもおかしくはありません。

むしろ、苦痛を味わいたくない方がほとんどではないでしょうか。

例えば、天気の良い日に仕事をしていて、どこかへ遊びに行きたいなぁ、と思ったことはありませんか? 苦痛ですね。

毎日、掃除や洗濯、家族の料理を作っている時などに、こんなつまらない生活から逃れたいと思ったことはないでしょうか? これも苦痛ですね。

せっかくの休みだというのに、課題が山積みで、「もう学校なんかやめてやる!」と、大声では言えずに、自分の心の中で叫んだことはないでしょうか? 声に出せない分、余計苦痛ですね。

いずれの場合も、苦痛から解放されたいという欲求があります。

共通するのは、「義務感」です。

「○○をしなければいけない」。

あるいは、「○○をやらされている」。

自由なはずなのに、自由ではないと感じる場面、結構多いと思いませんか?

自分の人生は自分で決められるはずなのに、毎日決まった時間に起きて、決まった電車に乗り、決まった職場に足を運ぶ。

そして決まった仕事を押し付けられ、決まったように怒られ、決まったように落ち込む、決まったように諦め、決まったように悩み、決まったように満員電車に揺られ、決まったようにグッタリして家路にたどり着く。

こんな生活がつづくと……

たくさん寝たはずなのに、布団から出られない。

十分休みを取っているはずなのに、仕事中も遊びに行きたくなる。

といったように、自由になりたいという力が強くなっていきます。

実際は、それほど大変な仕事でなくても、「義務感」が不自由さを増殖させます。

特に遊びに行きたい場所があるわけでもないのに、「遊びに行きたい」と思ったり、たくさん寝たはずなのに、余計に眠くなったりします。

「やりたくない」、「やめたい」、「逃げたい」、という感情がどんどんと膨らんでいくわけです。

こういった状況から抜け出すには、「義務感」を出来るだけ減らしたほうが良いでしょう。

「義務感」を減らすには、「どうせ自分はできないだろう」とか、「どうせ言っても無駄だ」、といったような諦めを減らすことです。諦めを減らせば、そこに「可能性」が見えてきます。

「どうしたら自分はできるようになるだろうか」、「どう言ったら相手に伝わるだろうか」、周りから原因を探すのではなく、自分がどうのように変わったら状況が改善するかということです。

自分を守るための言い訳は一切考えずに、自分を1人の他人として見られるようになれば、どのようにしたらもっと良くなるかが、少しずつ見えてくるはずです。

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上田基プロフィール

上田基(うえだ・もとい) 1976年生まれ北海道出身。元・時給850円のフリーター。現・株式会社トップエンドレス代表取締役。家出・家族崩壊・両親自殺・詐欺に騙されるなど波乱万丈の人生を送る。30歳で起業、上場企業をはじめ講演会・個人向けのコーチング・カウンセリングなども行っている。著書は『心が強くない人が仕事で苦しまないストレスフリー思考』<経済界>など4冊出版。恋愛経験も豊富で電話相談では主に恋愛の相談が寄せられている。人気カウンセラーランキングベスト5入り多数。
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