自分の意見を言いたいけれど言えない モヤモヤ解消

自分の意見を言えなくて悩んでいる人も多いと思います。

僕も元々は、全く自分の意見を言えない小心者でした。

今ここで自分の意見を言えたらスッキリするんだろうなぁ、とわかっていても、それを口に出して言うことができませんでした。

そしてその後、モヤモヤした気持ちがどんどん自分の中で膨らんでいくのです。

自分の意見を言えないのは、勇気がなかったからです。無意識に自分を守ろうとしていただけでした。

でもそれが本当に自分にとっていいことなのか考えた時に、疑問が湧いてきました。

僕は自分の何を守ろうとしていたのか?

守るどころか、いつも自分の心の中は不満ばかりで、物事を否定的に捉える癖がついてしまっていたのです。

自分の意見を言う時、注射をイメージするようにしました。

いい年してこんなことを言うのもなんですが、僕は注射が怖くてたまりません。

どうしても歯医者さんに行かなければいけない時は、極細の注射針があるところにします。しかも、麻酔注射を打つ前にしっかりと表面麻酔もしてもらいます。

健康診断で採血する時は、「この注射は痛いですよね?」って聞くと、看護師さんに「注射ですから」と言われます。

未だに注射を思い出しただけで、全身に力が入ります。

注射を打つ時は「あと3分後には終わっているんだ」と先の状態にフォーカスするようにしています。

これと同じで、自分の意見を言う時は、数秒後、数分後に焦点を当てると凄く気が楽になりました。

自分の意見を言えた後は、全くモヤモヤした感じがありません。

一瞬で終わる注射を選ぶか、それとも注射から逃れて苦い薬を一生飲み続けるか、どっちがいいでしょうか?

僕は自分の意見を言えるようになってから、嫌なことや面倒くさいことはなるべく早めに終わらせることにしています。

だって、注射から逃れるということは、一生苦い薬を飲み続けるのと同じです。

自分の意見を言わずに悩んでいるわけですから、そのモヤモヤした苦い味をずっと味わうことになるのです。

変われない自分を責めて、不満だけがたまっていくのです。

これは自分の意見を言うだけでなく、謝る時も一緒です。

自分に落ち度があっても謝れないのは、自分のことを守りたいからです。

でも、結局のところは先に謝ってしまった方がその後は修復できます。変な意地なんていらないのです。

何か嫌なことと直面したら、注射と同じです。

「明日の今頃には全て終わっているんだ」と少し先にフォーカスしてみましょう。

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上田基プロフィール

上田基(うえだ・もとい) 1976年生まれ北海道出身。元・時給850円のフリーター。現・株式会社トップエンドレス代表取締役。家出・家族崩壊・両親自殺・詐欺に騙されるなど波乱万丈の人生を送る。30歳で起業、上場企業をはじめ講演会・個人向けのコーチング・カウンセリングなども行っている。著書は『心が強くない人が仕事で苦しまないストレスフリー思考』<経済界>など4冊出版。恋愛経験も豊富で電話相談では主に恋愛の相談が寄せられている。人気カウンセラーランキングベスト5入り多数。
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