↓この記事を動画で再生する↓
悩み事を抱えて苦しんでいる方はたくさんいます。
でも、その苦しみがずっと続く人とそうでない人がいます。
この違いをビールに例えてお話します。
ビールが好きな人は、お酒を注文する時にビールを頼みます。
当たり前のことですが、ビールがおいしいとわかっているから注文します。
逆にビールが苦手な人は、あんな苦い飲み物を飲む人の気持ちがわからないと言います。
ビールが好きな人とビールが嫌いな人では、飲み方に違いがあります。
ビールが好きな人は、ごくごく勢いよくビールを飲みます。
でもビールが嫌いな人は少し口をつけて苦いと言います。
苦く感じる飲み方をしているからおいしくないのです。
ビールは苦みも受け入れて、ごくごく飲むからおいしいのであって、ちびちび飲むものではありませんよね。
ビールを日本酒のように、おちょこに注いでちびちび飲んだら苦くてまずいと思います。
これと同じことを人生でやってしまうと苦いだけの人生になってしまいます。
ビールと同じで苦みを飲み込んだあとに、爽快感を感じるものです。
ビールをずっと口の中に入れたままだと苦みしか感じません。
これは苦しみの中にいて何も行動しない人と同じです。
ただ苦いだけです。
人生で苦しいことに直面したら、これもビールと同じで、人生の一部なんだととらえて、今やることに意識を向けて行動することです。
冷静に考えると今やったほうがいいことはわかるはずです。
それを1つずつやっていくことです。
苦しみの感じ方は人によって違いますし、内容によっても違います。
ですから苦しむ期間もそれぞれです。
もちろんビールのように苦みが一瞬で消え去ることは少ないと思います。
数ヶ月かかる場合もありますし、場合によっては何年も苦しい時期が続くかもしれません。
人間が80年生きるとして、その人生をビール1缶に置き換えて考えてみると、苦しいこともありますけれど、楽しいこともたくさんあります。
どうせビールを飲むならおいしくのんだほうがいいですよね。
苦みを嫌がってちびちびと飲んでいったら、人生全部がまずくなってしまいます。
苦しみも悲しみも全てひっくるめて人生です。
苦しい時期、悲しい時期、寂しい時、人間ですからそういう時はありますよ。
恐れることはありません、そういった辛いことも、生きている時にしか感じられない貴重な体験です。