↓この記事を動画で再生する↓
人の前に立った時に、緊張する人とそうでない人がいます。
緊張している人の気持ちを落ち着かせるために、大丈夫あそこにいる人達を全員じゃがいもだと思いなさいとアドバイスする人もいます。
でも、無理に思い込もうとすると逆効果になってしまう場合もあります。
緊張している時、その本人は自己催眠にかかっているようなものです。
まだ失敗をしたわけでもないのに、人前でうまく話せなかった自分を勝手に想像して緊張してしまいます。
自分は人前でうまく話せない人間だという暗示にかかってしまいます。
どうして自分が自分に負の暗示をかけてしまうのかというと、過去の嫌な記憶があるからです。
自分が人前でうまく話せなかった経験や人に馬鹿にされた経験などが蘇ってきて、またあの時と同じようなことが起こってしまうのではないかという恐れです。
克服する方法は、成功体験を積むことです。
例えば人前で話す時に緊張するのであれば、徹底的に練習することです。
何度も何度も練習で成功体験を積み重ねていくと、たくさんの人の前に立って不安になった時に練習であれだけ何回もうまく話すことができたのだから本番でもうまく話せると思えるのです。
スポーツ選手でも、ミュージシャンでも、たくさんの人の前でも動じず結果を出せるのは、たくさん練習しているからです。
何度も繰り返し練習することで、変な特別感がなくなります。
人の前で何かを発表する時に緊張するのは、発表するということが特別だからです。
たくさんの人の前で緊張するのも、たくさんの人の前にいることが特別だからです。
何度も繰り返すことで、特別という感覚が薄れて当たり前になってきます。
そうすればたくさんの人の前に立った時に、無理に目の前の人達はじゃがいもなんだと自分に言い聞かせなくても緊張がほぐれるようになります。