プラス思考になる方法 無理なくネガティブ思考を手放す考え方のヒント

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僕自身元々、究極のネガティブ思考でした。
20代前半の頃は、毎日が憂鬱で、将来に対する不安でいっぱいでした。
自分には何の取り柄もないし、何をやってもうまくいかない、それが当たり前だと思っていました。
でも心のどこかでは、プラス思考になりたいという思いがあって、このままじゃいけない、という焦りもありました。
今、振り返ってみるとどうしてマイナス思考だったのか、その理由がわかります。
単純に、楽だからなんです。
ネガティブになるのは自分を守るためだったんです。

例えば、
どうせ自分は、何の取り柄もないから時給850円で働くしかないんだ。
どうせ自分は、人間関係が苦手だから友達ができないんだ。
どうせ自分は、話が下手だから、自分の思っていることが相手に伝わらないんだ。

自分はどうしようもない人間なんだと決めつけることで、無意識に安心感を得たつもりになっていたんです。
プラス思考になるのが怖かったんです。

挑戦して失敗するよりも、自分はできないと決めつけネガティブになって挑戦しない方が楽なんです。
何故かというと、挑戦しないということは失敗もないからです。
失敗しなければ、傷つくこともありません。

でも僕には幸いにも、ネガティブから抜け出す出来事がありました。
仕事を失ったことで、生活のために営業という仕事をやらないければいけない事態に陥ったんです。
結果、営業で実績を積むことで、なんでもできる感覚になることができました。

ネガティブから抜け出そうとして、無理にプラス思考になろうとしたり、無理に自分に言い聞かせてもうまくいかないことも多いです。
言い聞かせたとしても結果が伴わなければ、もっと落ち込んで、もっとネガティブになってしまうからです。

プラス思考になるためには、うまくいく方法を知ることです。
例えば、足し算を知っている人が、1+1は、何ですか? と訊かれてもネガティブにはなりません。
それは答えを知っているからです。
計算の仕方がわからない人は、ネガティブになります。
自分は頭が悪いから1+1の答えがわかるはずがない。

問題が複雑になればなるほど、人はネガティブになります。
解決する方法がわからないからです。

自分はできる、自分はできる、と言い聞かせると、もう1人の自分が訊いています。
今まであれもできなかったし、これもできなかったし、できないことだらけだったのに、何で今回できるの? と。
そのもう1人の自分に反論できないんです。
それがマイナス思考です。

プラス思考になるということは、もう1人の自分が質問してきた時に反論できるということです。
もう1人の自分を納得させる材料を持つということ。
それは小さくてもいいので、「できた」という感覚を蓄積することです。
大きな実績1つよりも、小さな実績が数多くあったほうがいいです。
何故かというと、実績が1つしかないと、もう1人の自分にそれ偶然できただけでしょ、と言われてしまいます。
小さくても「できた」という実績がたくさんあれば、今まであれもできたし、これもできた、だから今回もできるんだ、と確信を持てるようになります。
これが本当のプラス思考になるということです。

人と比較しないことです。
どんな小さなことでもいいので、今自分ができていないこと、それができたら実績です。
その実績を馬鹿にしないでください。
小さな実績をもとに、もう少し大きな実績を作る、そしてまたその実績をもとにもう少し大きな実績を作る、その繰り返しでとても大きな実績を作ることも可能になります。

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上田基プロフィール

上田基(うえだ・もとい) 1976年生まれ北海道出身。元・時給850円のフリーター。現・株式会社トップエンドレス代表取締役。家出・家族崩壊・両親自殺・詐欺に騙されるなど波乱万丈の人生を送る。30歳で起業、上場企業をはじめ講演会・個人向けのコーチング・カウンセリングなども行っている。著書は『心が強くない人が仕事で苦しまないストレスフリー思考』<経済界>など4冊出版。恋愛経験も豊富で電話相談では主に恋愛の相談が寄せられている。人気カウンセラーランキングベスト5入り多数。
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