最近は家電も車も省エネが当たり前ですね。
本日のテーマは、省エネについてですが、モノではなく「人」です。
人間にもこの考え方が当てはまると思います。
あなたの燃費はどれくらいでしょうか?
人間の場合は、この燃費を正確に計算することができません。
エネルギーとなる物や量も人によってバラバラです。
食べ物だけでなく、自分の好きなことをやっている時も、ある意味エネルギーの補充と捉えることもできます。
燃費が正確に出ないことで困るのは、エネルギーの浪費に気づきにくいということです。
僕が今日、みなさんに提案させていただきたいのは、自分の「燃費」を意識するということです。
なぜ、こんなことをお勧めするかというと、日常で自分の大切なエネルギーを無駄にしていることが意外と多いからです。
例えば仕事において、あなたにライバルがいたとしましょう。
勝ちたいと思えば思うほど、ライバルの成績を気にしたり、失敗を祈ってしまいがちです。
あなたが超能力者なら、祈って相手に失敗させたり、悪い成績をとらせることも可能かもしれませんが、普通の人間であれば、祈ったところで相手の成績に何の変化もありません。
ライバルを意識することに使うエネルギーはもったいないと思いませんか?
そんなことくらいわかっている、という方も多いと思います。「でも、ついつい……」
そうなんです。
これは、「ついついやってしまうこと」なのです。
ついついやってしまうことをなおすには、「自分の燃費を意識すること」です。
・自分が1日に出せるエネルギーはどれくらいだろうか。
・自分はエネルギーを主にどんなことに使っているだろうか。
・自分はエネルギーを無駄にしていないだろうか……。
浪費しそうになった時に、「あっ、今浪費しそうだ」と気づけばいいのです。
そうすることによって、エネルギーの浪費は少しずつ減らせるようになります。
ここで1つ注意してほしいのは、無駄なエネルギーをなくすときに、上から目線になってはいけないということです。
嫌な相手だからといって、「あなたと話すことが無駄なエネルギーだ」と言ってしまったり、態度に出してしまうと、更に関係が悪化し、無駄なエネルギーを使うことになりかねません。
いかがでしょう、ご興味のある方は是非実践してみてください。
無駄なエネルギーを減らしていけば、大切なことにエネルギーをまわせるようになります。
イコール、自分の望みが叶いやすくなる、ということにつながっています。