失恋の記憶を消したい人へ【恋愛カウンセラー上田基】

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嫌な出来事や悲しい出来事は頭の中から消してしまいたいと思うのが、人間ですから自然です。

失恋もその1つですね。

忘れよう忘れようと必死になってしまいます。

でも本当に忘れたほうが良いのでしょうか。

僕は、失恋はにがい風邪薬のようなものだと思います。

失恋の記憶を消すということは、せっかく飲んだ風邪薬を飲まなかったことにするようなものです。

薬のにがさを感じなくてすみますが、風邪をひくのは時間の問題です。

遅かれ早かれ風邪をひくことに変わりはありません。

失恋をした後というのは、にがい風邪薬を飲んだ後の状態です。

忘れようとすることは、せっかく飲んだ風邪薬を吐き出しているのと同じです。

風邪を治すために薬を飲んだのに、吐き出してしまっては効果がでません。

残るのは、にがい味だったという嫌な思い出だけです。

では、失恋をした後に何をしたらいいかというと、しっかりと飲み込んで吸収することです。

せっかくにがい薬を飲んだのですから、その小さな粉の1つも無駄にしないようにしっかりと飲み込むのです。

ただにがいだけの粉なんて嫌ですよね。せっかく飲んだのですから吐き出すようなことはしないでください。

風邪にはいろいろな種類があるように、失恋にもいろいろな種類があります。

毎回同じ失恋をするのは、薬をきちんと飲んでいない証拠です。

風邪は種類がありますから、何度か風邪をひくことはあります。失恋も一緒です。

でも、同じ風邪をひくほど残念なことはありません。

にがい風邪薬を飲んでは吐き出して、飲んでは吐き出しての繰り返しで、全く吸収できていません。

失恋という苦い薬をしっかりと飲み込みましょう。

薬の効果というのは残念なことに時間が経つにつれて薄れていってしまいます。

だから時間が経つと同じような失敗をしてしまいがちです。

なので、失恋してからなるべく早い段階で、失恋したことにきちんと向き合うことです。

人と人とが付き合ったということは、1人の感情では成立しなかったことです。

どちらかが100%悪いとは言い切れません。

何か自分自身でできたことはないでしょうか。後悔していることはないでしょうか。それを知るチャンスです。

失恋した直後は悲しくて、辛くて、何も手につかず、苦しいと思います。

でもそれは効果のある薬だからです。

無理に悲しみを紛らわす必要もありません。悲しいならその気持ちと向き合って思い切り泣いていいのです。

もう涙が出なくなるまで泣き続けていいのです。

忘れようなんてしなくていいのです。

そうすれば薬の効果が出てきます。

失恋の記憶を消す必要はありません。

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上田基プロフィール

上田基(うえだ・もとい) 1976年生まれ北海道出身。元・時給850円のフリーター。現・株式会社トップエンドレス代表取締役。家出・家族崩壊・両親自殺・詐欺に騙されるなど波乱万丈の人生を送る。30歳で起業、上場企業をはじめ講演会・個人向けのコーチング・カウンセリングなども行っている。著書は『心が強くない人が仕事で苦しまないストレスフリー思考』<経済界>など4冊出版。恋愛経験も豊富で電話相談では主に恋愛の相談が寄せられている。人気カウンセラーランキングベスト5入り多数。
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