自分がいなくても世の中は変わらないと思うと悲しいですね。でも、大丈夫です。その空しさから抜け出すことはできますよ。
あなたは自分が1人だと思っていますね。
でも、あなたは1人ではなく、あなたはもう1人の自分と共に生きています。
もう1人の自分というのは、手も足もありません。姿かたちはないけれど確かにあなたの中に存在しているのです。それが感情の自分です。
ただ感じることしかできません。
あなたは生まれてから今日までずっともう1人の自分(感情)と共に生きてきましたから当たり前の存在になってしまっているのです。
今、もう1人のあなたが、あなたに助けを求めているのです。「私は誰かに必要とされたい、この空しさから抜け出したい!」あなたに向かって泣き叫んでいるのです。
手足のあるあなたが助けてあげなければもう1人の自分(感情)はもっともっと空しい気持ちになります。
あなたには手も足もあります。
どこかに行こうと思えば、今すぐにだって歩いて行けるのです。
色々な人に会うこともできるでしょう。
この世には、あなたがまだ行ったことのない場所も、あなたが会ったことのない人もたくさんいます。
あなたが知らないだけで世の中には、あなたの存在を必要としている人がたくさんいます。
まずは、色々な場所に行ってみましょう。そしてたくさんの人々と交流してみましょう。
そこで人は何を求めて何に困っているのか、まずは知ることです。
その欲求や悩みの中に、あなたができることが必ずあります。
大きなことではなく、些細なことでもいいでしょう。何かできることをしてあげてください。
そうすれば「ありがとう」と言ってもらえるようになります。
「ありがとう」という言葉だけで、もう1人の自分(感情)が満たされます。
空しさから開放されます。
もう1人の自分(感情)を見捨てないでください。これからも助けてあげてください。
そうすればもう1人の自分(感情)はとても喜びます。
もっともっと楽しい人生にしたいと思えます。